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<<   作成日時 : 2017/05/29 15:30   >>

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気仙沼の知人から電話がありました。「今回ちょっとだけど送ったから、明日 楽しみにしてて」と。
海産物に違いないとは思ったものの…白い発泡スチロールの中には、ミシミシと動く見事な紫ウニが20個程ひしめいておりました。
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確かにウニは好物ですが…自分でさばくのは10年ぶりぐらいかしらん
普段ならスタッフにもおすそ分けするところですが、K場さんをはじめ誰も動くウニなどさばいた経験がないらしい。以前、動くアワビがたくさん届いた時はビルの流しを借りて私が指南したものでしたが、ウニの解体はちょっと刺激が強いので全部持って帰ることにしました。

その夜の我が家は、ウニ丼を期待して自ら白飯を炊いている能天気な夫と、手伝わされるのを感じて最初からブルーな娘

@海水と同濃度の塩水をボールに3つ用意する。
A新聞紙を敷き詰めたごみ袋を2つ用意する。
B流しにも新聞紙を敷き詰め、その上にまな板を用意する。
C軍手、ゴム手袋、キッチンばさみ、箸、スプーン、皿を2枚用意する。

まず、硬いイガイガの真ん中にある口の部分に箸を突き刺し、そこから時計の12時と6時の方向に数センチ、ガリガリと切り込みを入れる。そして、口の部分に両親指を入れて、棘が刺さらないように注意しながらガシッと二つに割く(この時、手袋があまり役に立たないことに気が付くでしょう
かなりグロテスクな様相に出会いますが、それらは全部ウニが食べたワカメのなれの果てだと思い、気を確かに持ちます。(この時点で、我が娘は赤紫色のグニュグニュに顔面蒼白になりました
できるだけ、箸で黄色い身以外のグニュグニュを引きはがし、そっと塩水のボールの中で洗います。もう一度取り、洗い、もう一度と、3つ目の塩水ボールの中で洗う頃には中身が黄金色のウニの身が張り付いているだけになりますので、それをそっとスプーンですくって皿に盛っていきます。

ボールの中の水は、あっという間に赤紫色に汚れていきますので、何度か取り替えます。身を取り除いてもウニはミシミシ動きますので、心臓の弱い方は早めにごみ袋の中へ見えなくしてしまいましょう。
10個目くらいで疲労感が食欲を上回り、娘は「紫色のグニュグニュ、ヌルヌルがどうしてもワカメだと割りきれない。気持ち悪い・・・気持ち悪いよー」とつぶやき始めます。

全部の処理が終わる頃に笑顔なのは夫だけ。私は疲労感でぐったり
娘に至っては、青白い顔をしてウニを見るのも嫌だと、冷蔵庫の中のお惣菜を漁る始末・・・。その間もごみ袋のの中からはミシミシ、カシカシと不気味な音が続いています

手袋をしたものの、針のような棘であっという間に破れ、指先は紫色に染まり、丸一日は取れません。次回のためには、まずK場さんを仕込まなければ
K場さんもグロテスクな内容物には辟易するだろうが、彼女はウニの味と価格を考え、奮起するに違いないのです。ウニもアワビも高級なだけあって、食べるまでの処理が必要
その技を伝授すべく、この夏は「スポットライトギャラリー 夏の合宿 in 気仙沼」を開こうと思っている私なのであります。
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