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<<   作成日時 : 2016/11/19 19:22   >>

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最近、ブログというものを書き始めたと言ったら、友人が「コピー機だってまともに使えないあなたが…」と、とても驚いた。 そうか、皆勘違いしているかもしれない私はブログの原稿を書いている。パソコンで打っているのはK場さんだ。
私はパソコンもメールもあまり好きではないので…好きではないから上手ではないので…。

今度は娘が、「ゲッあの文章K場さんが打ってるの鬼だ何だの、K場さんのことおちょくっている文章をよくもまぁ…」 そうできるものなら、私も他の人に打ってほしいのだが、私の手書きの文章はK場さんしか読めない。長い付き合いなので、速記のような私の手書き文章も、「これ、それ、あれ、どれ…」を多用する話し言葉も、K場さんは正しく理解してくれるのだが、15年勤めているE子ちゃんでさえ、今一歩難しいらしい。そして、今も「今日は書いてください」と言われて、のたくった字を書いている。

今、画廊では雪景色を中心とした「晩秋から冬」を思わせる作品を展示しております。
轍がくっきりとした雪道の夕暮れ、白波が立つ海辺の漁村、しんしんと雪舞うお寺…。懐かしいような、胸の奥をぎゅっと絞られるような…そんなノスタルジックな気持ちになる作品を、暖かい部屋でじっくり見つめていられるのはとても贅沢な時間です。
今回いらしたお客様方も、皆こぞって「これで酒があったらなぁ〜」と目をしばたかせて見て行かれた。
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不思議なものです。1940年代のパリの雪景色を見ていても、日本海の荒れる海を見ていても、いつも胸に浮かんでくるのは、故郷の思い出。私の場合は気仙沼の海辺の町の思い出です。
震災で、育った家ごと町並みごとなくしてしまいましたが、思い出の中の襞を探るように見つめていくと、いくらでもいくらでも懐かしい景色が蘇ってきます。(あっ、N田さん、ここでトンカチの音をたてないで欲しかった…)
来週は気仙沼に帰ろう。いとこが「最後の秋刀魚凍らせてあるから、こっちに着いだ頃に、焼いで持ってぐがら」と言ってくれた。50歳を過ぎた私を「相変わらずめんこいごど」とシワシワの手で撫でてくれるおば達がいる…。もう誰も歳を取らず、死なないで欲しい!とウルウルしていると、K場さんが、来年の年賀状のサンプルを数枚 ドンと置いて早く決めろと催促している

冬景色の絵は、小さい方が良い。悲しくなり過ぎず、寂しくなり過ぎず、でも 胸にぐっとくる切なさが愛おしい。そんな絵が良いと思う。
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